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NTTを株式分割の直後に買い、配当を10回受け取りました。6,810円もらって株価は買値を1.90%下回っています

買った理由は覚えていました。決めていなかったのは「何が起きたら考え直すか」でした。

執筆
NY工房
公開日
2026年8月17日
最終更新日
2026年8月17日

本ブログは運営者個人の投資記録です。特定銘柄の売買推奨・投資助言ではありません。記事中の portfolio-journal は本ブログの運営者が開発・運営しているサービスです。

本記事の金額は、私が楽天証券の配当金・分配金明細と保有記録から集計した実額です。損益は2026年8月8日時点の評価額で計算しています。株価は毎日動くので、この記事の損益は基準日のものです。

NTT(9432)の投資判断カルテ
銘柄NTT(9432)
最初の判断買い
購入時期2023年(株式分割の直後)
購入理由一単元が買いやすくなった/配当利回り
見直し条件減配したら考え直す
現在の判断保有を続ける
最終確認2026年8月17日

結論

NTT(9432)を株式分割の直後に買い、600株を保有しています。2026年8月8日時点で、1株あたりの取得価格161.5667円に対して株価は158.50円です。つまり買値を1.90%下回っています(含み損-1,840円)。

一方で配当は10回・税引前6,810円を受け取りました。税金が引かれた手取りは5,746円で、こちらを含み損と合わせると+3,906円(取得額に対して+4.03%)です。

足し合わせに使ったのは手取り(5,746円)です。実際に口座に入った金額で見たいからです。税引前(6,810円)で足すと+4,970円になります。

そして、この記事を書くまで「何が起きたら考え直すか」を決めていませんでした。買った理由は覚えているのに、見直す条件だけが残っていませんでした。だから下で宣言します。

なぜ買ったか

理由は2つでした。

1つは一単元が非常に買いやすくなったことです。NTTは2023年7月1日付で1株を25株に分割しました。分割前の株価は4,000円台で、100株を買うには40万円以上が必要でした。分割後、私の取得価格は1株161.5667円なので、100株なら約1万6千円です。

もう1つは配当利回りが魅力的だったことです。高配当を目的に持つ銘柄として見ていました。

⚠️ 当時「何%なら魅力的」と数字で決めていたわけではありません。ここは記録が無いので、印象として魅力的だったという以上のことは書けません。

買いやすくなったことは、その後の行動にも出ています。最初は100株で始め、あとから500株を買い増しました(下の明細で、株数が100から600に増えています)。40万円単位のままなら、この買い増しはしていなかったと思います。

何が起きたら考え直すか(ここで宣言します)

減配したら考え直します。減配しない限りは持ち続けます。配当が目的で持っているからです。

株価が下がることは、この条件に入れていません。買った理由が「買いやすさ」と「配当利回り」で、どちらも株価が上がることを前提にしていないからです。値下がりを理由に売ると、買ったときの理由と違う基準で判断することになります。

この条件は半年ごとの配当明細で自動的に確認できます。1株あたりの配当が前回を下回ったら減配です。次の確認は2026年11月ごろの入金分です。

⚠️ これは私の保有方針の記録であって、他の人にとって適切な条件という意味ではありません。特定の銘柄を推奨するものでもありません。

受け取った配当の実額(10回)

明細に残っている10回すべてです。税引前の合計が6,810円、手取りが5,746円でした。

同じ受領日に2行あるのは口座が分かれているためです。100株分は税額0で、500株分からは20.31%が引かれています。税額0になるのは非課税口座なので、100株はそちらで持っていることになります。

NTT(9432)の配当明細(受領日ごと)
受領日株数税引前受取1株あたり
2023/12/18100250 円250 円2.50 円
2024/06/21100260 円260 円2.60 円
2024/11/29100260 円260 円2.60 円
5001,300 円1,036 円2.60 円
2025/06/20100260 円260 円2.60 円
5001,300 円1,036 円2.60 円
2025/11/28100265 円265 円2.65 円
5001,325 円1,057 円2.65 円
2026/06/01100265 円265 円2.65 円
5001,325 円1,057 円2.65 円
合計(10回)6,810 円5,746 円

1株あたりの配当は2.50円 → 2.60円 → 2.65円と動いています(半期ごと)。2.60円が3回続いたあと2.65円に上がっているので、最初の入金から今まで減配は起きていません。

年間の配当はどう動いたか

上の明細を暦年でまとめると、こうなります。

250

2023年

半期分のみ

1,820

2024年

3,150

2025年

1,590

2026年

半期分のみ

単位: 円(税引前)

⚠️ 薄い棒は入金が年2回そろっていない年で、2023年は買った年なので1回分だけです。2026年が低く見えるのは減配ではなく、まだ年が終わっていないからです(1回分のみ。次の入金は11月ごろ)。
NTT(9432)の年別の配当(受領日数・税引前・手取り・1株あたりの年計)
年受領日数税引前手取り1株あたり(年計)
2023年(半期分)1 日250 円250 円2.50 円
2024年2 日1,820 円1,556 円5.20 円
2025年2 日3,150 円2,618 円5.25 円
2026年(半期分)1 日1,590 円1,322 円2.65 円

⚠️ 上の「10回」は口座ごとに分かれた明細の行数で、この表の受領日数を足すと6日になります。同じ配当が2つの口座に分かれて入金されるため、行数のほうが多く出ます。

「1株あたり(年計)」は、その年に支払われた分の合計です(明細表の「1株あたり」は1回あたり)。⚠️ 年の途中で買い増しているので、1株あたり × 株数では年間の受取額を再現できません(買い増し前に受け取った回があるため)。

⚠️ ここで気をつけたいのは、2024年から2025年で受取額が1,820円→3,150円(+73.1%) に増えたのは、増配ではなく買い増しの効果だという点です。上の明細で株数が100から600に増えた回があり、2025年は初めて通年で600株ぶんを受け取った年でした。1株あたりで見ると5.20円→5.25円(+1.0%)です。受取額の伸びと、1株あたりの伸びは別のものです。

購入時の前提を、現在の数字で答え合わせする

購入時の前提と現在の判定
購入時の前提現在判定
一単元が買いやすい100株で約1万6千円。実際に500株を買い増した維持
配当が受け取れる10回・税引前6,810円(2023年12月〜2026年6月)。減配なし維持
(前提にしていなかった)株価161.5667円 → 158.50円(-1.90%)前提外

取得額に対する利回りは、直近12か月の税引前配当3,180円÷取得額96,940円で3.28%です。現在の評価額で割ると3.34%になります。同じ配当額でも、分母を取得額にするか現在の評価額にするかで数字が変わります。私が受け取っている配当は変わっていません。

株価ではなく、判断を評価する

含み損は-1,840円です。ただし配当を入れると+3,906円のプラスで、取得額に対して+4.03%です。

では判断は正しかったのか。私は「まだ分からない」と考えています。

買った理由は「買いやすさ」と「配当利回り」で、どちらも今まで崩れていません。減配もありません。その意味では前提は維持されています。

一方で、当時の私は見直す条件を決めていませんでした。条件を決めていなければ、何が起きても「まだ大丈夫」と解釈できてしまいます。前提が崩れていないことと、崩れたと認める基準を持っていることは別です。だから今回それを宣言しました。答え合わせができるのは、次の減配のときか、減配が来ないまま何年か経ったときです。

現在どうしているか

保有を続けています。売却も買い増しもしていません。配当が目的なので、減配しない限りはこのまま持ちます。

次にこの記事を更新するのは、2026年11月ごろの配当が入金されて、1株あたりが2.65円を下回っていないかを確認したときです。下回っていたら、宣言どおり考え直します。

参考(出典)

  • NTT「株式分割および株式分割に伴う定款の一部変更に関するお知らせ」(2023年5月12日)

株式分割の日付と比率は上記の公式発表に基づく記述です。配当の実額・株数・取得額・評価額は筆者の楽天証券の明細と保有記録からの集計で、損益は2026年8月8日時点のものです。株価は毎日動くため、現在の数値は異なります。

この記事で足りなかったのは「何が起きたら考え直すか」でした。買った理由は覚えていても、見直す条件は覚えていません。買う前に決めて、書いておかないと残らない項目です。

この記事のように「買った理由・前提・見直す条件」を残しておくと、あとから数字で答え合わせできます。登録不要の判断メモ作成ツールがあります(入力はブラウザ内で完結し、サーバーには送信されません)。

書く項目の型は株の管理ノートの書き方 にまとめています。

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