判断の記録と答え合わせ配当の見える化使い方ガイド運営者の投資記録無料ツール料金運営者について利用規約プライバシーポリシー特定商取引法に基づく表記お問い合わせ

portfolio-journal は投資記録・可視化ツールです。投資助言ではありません。

portfolio-journal
検証記事無料ツール
ログイン

使い方ガイド

投資ノートの書き方

「投資ノートをつけたほうがいいのは分かるけど、何をどう書けばいいか分からない」という人向けに、最低限の記録項目と、挫折せず続けるコツをまとめました。

執筆
NY工房
公開日
2026年7月26日
最終更新日
2026年8月15日

1. なぜ投資ノート(投資判断の記録)が必要か

値動きの結果だけを見ていると、値上がりした銘柄は「読み通りだった」、値下がりした銘柄は「運が悪かった」と、記憶は都合よく書き換わっていきます。判断したその時点で何を考えていたかを書き残しておかないと、半年後・1年後に見返しても「なぜこの株を買ったんだっけ」を思い出せません。

投資ノートは「上手くなるための特別なテクニック」ではなく、単に後から自分の判断を検証できる状態にしておくための記録です。

2. 最低限書くべき5項目

項目を増やすほど続かなくなるので、まずはこの5つだけで十分です。書いた内容の実例が見たい場合は株を買った理由の書き方(例文 5 パターン)に、買い・売り・ホールド・様子見それぞれの文例を載せています。

  • 日付: いつの判断か
  • 銘柄: 何を対象にした判断か
  • 判断の種類: 買い(新規・追加購入)/ 売り(一部または全部の売却)/ ホールド(保有を続けると決めた)/ 様子見(今は判断を保留した)
  • 理由: なぜそう判断したか。1〜3行で十分。当時見ていた事実・前提を書く
  • 確信度: どのくらい自信があったか(5段階などの簡単な尺度でよい)。後から「当時どれくらい確信していた判断だったか」を思い出すために残す

「今日の相場観」のような長文コメントは不要です。長く書こうとするほど手が止まり、続かなくなります。

記入例(書式)

日付
2026/08/13
銘柄
(銘柄名・ファンド名)
判断
ホールド
理由
長期の積立を続ける方針のため。直近の値下がりだけでは、積立を始めたときの前提は変わっていない。
確信度
4 / 5

この長さで十分です。実際に書いたものを読みたい場合は、運営者自身の判断を実額つきで公開している 判断の記録を見てください。

この5項目で投資メモを作る →

上のツールは登録不要で使えます。入力内容はブラウザ内だけで処理され、サーバーには送信されません。

余裕があれば残しておきたいこと

  • 判断の前提: 何が成り立っていると考えて買ったか
  • 見直す条件: 何が起きたら判断を変えるか
  • 振り返る時期: いつ読み返すか(「3か月後」でよい)

この3つがあると、値動きの結果ではなく前提が崩れたかどうかで振り返れます。ただし最初から全部書こうとすると続かないので、5項目に慣れてからで構いません。

3. 手書き・Excel/Notion・アプリ、どれがいいか

どの手段にも一長一短があります。

  • 手書きノート: 始めるコストが一番低い。ただし後から検索・集計ができず、埋もれていきやすい
  • Excel / Notion: 自由にテンプレを作れて検索もできる。ただしそのままでは評価額の推移と別管理になりやすく、「その判断は結局どうなったか」を確かめるには自分で株価を調べて突き合わせる手間がかかる
  • 記録専用アプリ: 判断と評価額を同じ場所で管理できるものもあり、その場合は後からの答え合わせが楽になる。反面、アプリによっては入力項目や形式の自由度が手書き/Excelより低い(portfolio-journal では、判断時点から現在までの評価額の変化を自動で振り返れます)

どれを選んでも構いませんが、大事なのは「後で見返して、実際の値動きと突き合わせられるか」です。

手書きなら1判断ごとに区切るだけでよい

上から「日付 / 銘柄 / 判断 / 理由 / 確信度」の順に書くだけです。見開きを使った表や、罫線を引いたフォーマットは要りません。1つ書き終えたら、その下の行から次の判断を書けば十分です。

手書きの弱点は検索と集計ができないことなので、月に1回だけ見返す日を決めておくと埋もれにくくなります。

4. 株の管理ノートは「一覧」と「判断」を分ける

保有株の管理ノートを作ろうとすると、性質の違う2種類の記録が1冊に混ざりがちです。

  • 保有一覧: 銘柄・株数・取得単価・現在の評価額。最新の状態だけが分かればよく、更新のたびに書き換える「上書き型」の記録
  • 判断の記録: ここまで書いてきた5項目。過去の分を書き換えず時系列に積んでいく「追記型」の記録

1冊にまとめるなら、ノートの前半を一覧・後半を判断の記録というように場所を分けると混ざりません。混ざったまま書くと、株数を書き換えるたびに過去の判断メモが埋もれていきます。

なお、保有一覧のほうを手で更新し続けるのは負担が大きいので、証券会社の CSV から取り込んで自動化するのが現実的です。手順は楽天証券の CSV の取り込み方とSBI 証券の CSV の取り込み方にまとめています。手で更新するのは判断の記録だけに絞るほうが続きます。

5. 投資信託・積立の場合は「変えたとき」だけ書く

自動積立では、設定後の毎月の買付には新しい判断が発生しないことが多いため、買付のたびに記録する必要はありません。投資信託のノートに書くのは判断が発生したときだけで十分です。

  • 積立の設定を決めた・変えたとき(ファンド・金額・配分)
  • 積立とは別にスポットで買ったとき
  • 値下がりしたときに「このまま続ける」と決めたとき —— 何もしないのも判断なので、「ホールド」として理由ごと残す

項目は5項目がそのまま使えます(銘柄にはファンド名を書く)。特に効くのは「余裕があれば」に挙げた見直す条件で、「何が起きたら積立を止める・配分を変えるか」を決めた時点で書いておくと、下落のたびに考え直さずに済みます。

6. 続けるコツ

  • 売買や方針変更など、判断が発生したときに書く。忙しければ「様子見」の一言だけでもいいので、月1回は開く
  • 理由は1〜3行に絞る。完璧な文章より、当時の前提を残すことを優先する
  • 資産・評価額の入力は証券会社の CSV 取込などで自動化する。手入力を減らすほど続きやすい
  • 「3か月後に見直す」のように、次に見返すタイミングをあらかじめ決めておく

評価額の推移と自動で突き合わせたいなら

portfolio-journal では、判断メモを資産に紐付けておくと、判断日時点から直近までの評価額(総額)の増減が自動で表示されます。表示されるのは評価額の事実で、期中に買い増し・売却をしていると価格の騰落そのものとは一致しません。また、値上がり・値下がりだけで判断の正誤を決めるためのものではなく、当時の理由や前提とあわせて振り返るための数字です。書き方の詳しい実践例は投資判断ジャーナルのはじめ方でも紹介しています。

判断メモを無料で作ってみる(登録不要)無料ではじめる← ガイド一覧へ

本サービスは投資の記録・可視化ツールです。特定銘柄の売買推奨や将来予測などの投資助言は行いません。