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配当で月5万円まで、あと1,567万円でした。楽天証券の7年分の受取明細から計算した記録

想定の利回りではなく、実際に入金された626行から計算しています。

執筆
NY工房
公開日
2026年8月4日
最終更新日
2026年8月4日

本ブログは運営者個人の投資記録です。特定銘柄の売買推奨・投資助言ではありません。記事中の portfolio-journal は本ブログの運営者が開発・運営しているサービスです。

本記事の金額は、楽天証券からダウンロードした配当金明細(2019年5月〜2026年7月・626行)を2026年8月4日に集計した実額です。円とドルは通貨をまたいで足さず、円換算が必要な箇所だけ同日9:59の157.49円/ドルを使っています。

結論

配当で月5万円を目標にしています。直近12か月に実際に受け取った配当は295,254円(月あたり24,604円)で、目標まで2.03倍です。

年間で304,746円足りません。これを埋める方法は2つあります。

  • 買い増す— 追加で約1,567万円(自分のVYMの実績利回りで計算した場合)
  • 増配を待つ— 自分のVYMの実績増配率(年2.49%)だと28.8年

過去3年と同じペースで買い増しを続けた場合は4.4年でした。つまりこの目標の大部分は、増配ではなく入金で決まります。

直近12か月に実際に受け取った額

直近12か月(2025年8月〜2026年7月)の配当受取
区分回数税引前受取引かれた率
国内株式(円)43回72,385円64,386円11.05%
米国株式(ドル)42回1,650.05ドル1,465.92ドル11.16%

合計85回、64,386円 + 1,465.92ドル。157.49円/ドルで換算すると295,254円です。

引かれた率が円もドルも11%台なのは、NISA口座と特定口座が混ざっているためです。NISAでも米国株の配当からは現地で10%引かれます(明細では「税額0」と表示されるのに10%引かれていた話)。

「月5万円」は平均の話で、毎月5万円ではない

月別に並べると、実際の入金はこうなっていました。

直近12か月の月別受取(円換算後の概算)
月受取(円換算)
2025年8月2,769円
2025年9月54,413円
2025年10月6,375円
2025年11月4,385円
2025年12月81,138円
2026年1月3,582円
2026年2月1,139円
2026年3月55,157円
2026年4月4,898円
2026年5月1,349円
2026年6月73,637円
2026年7月6,411円

最小は2026年2月の1,139円、最大は2026年6月の73,637円で、64倍の開きがあります。3・6・9・12月に集中しているのは、四半期配当のETFと日本株の中間・期末配当が重なるためです。

平均が月5万円になっても、入ってこない月は1,000円台のままです。生活費の一部にあてる前提で考えるなら、平均ではなく月別で見る必要があります。

何が配当を生んでいるか

直近12か月の銘柄別受取(円換算後の概算・上位5件)
銘柄回数受取
VYM(バンガード・米国高配当株式ETF)8回171,234円
NEXT FUNDS 東証REIT指数6回22,922円
SPDR ポートフォリオS&P500高配当株式ETF4回13,626円
バンガード・FTSE先進国市場(除く米国)ETF4回12,846円
NEXT FUNDS 外国REIT(為替ヘッジなし)8回12,800円

VYM 1銘柄で171,234円、全体の58%です。米国株式が230,868円(78%)、国内株式が64,386円(22%)でした。

銘柄別の金額は、ドル建ての行を157.49円/ドルで換算した概算です。入金日ごとの実レートでは換算していません。

7年でどう増えてきたか

為替の影響を除いて配当そのものの伸びを見るため、全年を同じ157.49円/ドルで換算して並べます。

年別の配当受取(為替を157.49円/ドルで固定)
年円ドル合計(換算)
2020年26,781円108.26ドル43,831円
2021年31,707円531.41ドル115,399円
2022年32,101円930.50ドル178,645円
2023年44,306円1,092.72ドル216,398円
2024年60,746円1,251.87ドル257,903円
2025年66,158円1,418.31ドル289,528円

2019年は5月からの記録なので通年ではなく、表から外しています。各年の実レートは明細に無いため、この表は「その年の配当を今のレートで受け取ったら」という比較です。年ごとの円換算額そのものではありません。

直近3年(2022年→2025年)は年17.5%のペースで増えています。ただしこれは増配ではなく、買い増しを含んだ数字です。同じ期間にVYMの保有株数は、2022年12月の26株から2025年12月の300株に増えています(直近の2026年6月は378株)。

増配だけでは届かない

買い増しを止めた場合にどうなるかを見るため、同じ明細からVYMの1株あたり年間分配金を集計しました。

VYMの1株あたり年間分配金(自分の明細から集計)
年1株あたり前年比
2022年3.2518ドル—
2023年3.4780ドル+6.95%
2024年3.4945ドル+0.47%
2025年3.5008ドル+0.18%

3年間で年2.49%です。2.03倍になるまで28.8年かかります。

一方、追加で買う場合に必要な金額はこうなります。VYMの2025年の分配金3.5008ドルを株価161.96ドル(2026年8月3日時点)で割ると税引前2.162%、現地で10%引かれた後で1.945%です。

不足している304,746円をこの利回りで割ると、約1,567万円。これが追加で必要な元本です。

1,567万円は「同じ利回りのものを追加で買った場合」の算術結果で、実際にそうする予定という意味ではありません。株価・分配金・為替はいずれも動くため、この金額は前提が変われば変わります。

この計算で分かること・分からないこと

分かることは、目標までの距離が「増配を待つ」ではなく「入金を続ける」で決まる、という構造です。年2.49%の増配で28.8年に対し、過去3年のペースの買い増しなら4.4年でした。差は6倍以上あります。

分からないことも書いておきます。

  • 過去3年の年17.5%が続くかどうか。これは買い増しのペースなので、自分の入金次第で変わります
  • 為替。157.49円/ドルで計算していますが、円高になれば同じドルでも円の受取は減ります
  • 減配。VYMの増配率は2024年+0.47%・2025年+0.18%と鈍っています。マイナスになる年があれば年数は伸びます
  • 税制。NISAと特定口座の比率が変われば、税引後の受取も変わります

まとめ

  • 直近12か月の配当受取は295,254円(月24,604円)。目標の月5万円まで2.03倍
  • 月別では1,139円〜73,637円で64倍の開き。「月5万円」は平均であって毎月ではない
  • VYM 1銘柄で171,234円(全体の58%)
  • 増配だけに頼ると28.8年(VYMの実績増配率2.49%)
  • 買い増すなら追加で約1,567万円、過去3年と同じペースなら4.4年

参考(出典)

  • 楽天証券「外国税額控除」

金額はすべて楽天証券の配当金明細(626行)からの集計です。制度の記述は上記の公式情報に基づく2026年8月4日時点の確認結果で、変更される場合があります。本記事の試算は入力した前提がそのまま続いた場合の算術結果であり、将来の配当・株価・為替を予測するものではありません。

同じ計算を自分の数字でできるツールを、登録なしで公開しています。目標の配当額と利回りを入れると必要な元本が出て、積立額を入れると到達年まで計算できます(税引後で判定できるので、この記事と同じ前提で試せます)。

いま受け取っている額が分からない場合は、楽天証券の配当金明細CSV(dividendlist_YYYYMMDD.csv)を集計するツールもあります。この記事の起点もそのファイルです。

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