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投資判断の記録

楽天プレミアムカードの年会費11,000円。プレミアムだけで付くポイントは年2,740円分でした

1か月前に「年会費の元が取れていない」と書きました。6か月ぶん数え直したら結論は合っていて、根拠は2か所とも外れていました。向きが逆だったので、打ち消し合っていただけでした。

執筆
NY工房
公開日
2026年9月1日
最終更新日
2026年9月1日

本ブログは運営者個人の投資記録です。特定銘柄の売買推奨・投資助言ではありません。記事中の portfolio-journal は本ブログの運営者が開発・運営しているサービスです。

1か月前に、楽天プレミアムカードの年会費11,000円について元が取れていないと書きました。そのときに使ったのは1か月ぶんの実績を12倍した数字です。

今回、楽天カードの利用明細と楽天PointClubの獲得履歴を数え直しました。結論は変わりませんでしたが、根拠は2か所とも違っていました。

対象は2026年3月〜8月(6か月)です。31か月ぶん遡るつもりでしたが、PointClubの獲得履歴は6か月ぶんしか残っていませんでした。「1年以内」のレポートはありますが、そちらはサービス別の内訳を持ちません。

前回そう書いた根拠

クレカ積立月1,000P → 年12,000P
投信残高月54P → 年819P
信託報酬(負担)年2,710円
年会費11,000円
結論年−891円

積立で受け取るポイントから信託報酬と年会費を引くと足りない、という計算です。

1つ目のずれ:還元率が想定の半分だった

カードの利用明細に、毎月この1行が並んでいます。

楽天証券投信積立0.5%〜 100,000円

6か月とも同じ金額、同じ率です。10万円の0.5%なので月500P、年6,000P。前回は月1,000Pで計算していたので、ちょうど2倍に見積もっていました。楽天のクレカ積立は商品によって0.5%と1%が分かれていて、私が持っているものは0.5%のほうでした。

クレカ積立月100,000円・0.5%6か月とも同額・同率。月500P
投信残高月47〜62P6か月平均54.5P。右肩上がり
楽天キャッシュ積立月50,000円6か月とも同額。カードとは別
年会費11,000円2026年8月3日の引き落とし

投信残高ポイントのほうは前回が使った54Pが6か月平均の54.5Pとほぼ同じで、代表値としては妥当でした。47P、52P、54P、62P、62Pと増えていて、残高が増えれば付与も増えるという想定も合っています。

2つ目のずれ:数える範囲が狭かった

前回は積立で付くポイントだけを数えました。実際には楽天市場での買い物にもポイントが付いています。では全部足せばいいかというと、そうではありませんでした。

年会費を払う理由になるのは、プレミアムカードでなければ付かないものだけです。一般の楽天カードでも同じだけ付くなら、それは年会費の見返りではありません。この基準で6か月ぶんを仕分けました。

内訳年換算プレミアム固有か
楽天市場特典・カード決済+1%2,740円分○ プレミアムカード専用の特典
クレカ積立 0.5%6,000円分× 一般の楽天カードでも同じ率
5と0のつく日のポイント4倍5,522円分× 公式の対象カード欄に一般カードも並ぶ
SPU・カード利用者+1倍6,212円分× 楽天カードを持っていれば付く
SPU・楽天証券+0.5倍3,078円分× 証券の利用が条件でカードの種類に依らない
投信残高ポイント654円分× 同上

5と0のつく日は還元率が上がるので、これは大きいだろうと思っていました。実額でも年5,522円分あり、市場特典の2倍です。ただし公式の対象カード欄には、一般の楽天カードもPINKカードも並んでいます。プレミアムだから付いているわけではありませんでした。

残ったのは楽天市場特典のカード決済+1%だけで、6か月で1,370P。年に直すと2,740円分です。しかもこれは6か月のうち4か月しか付いていません(2026年6月と7月は0でした)。

結論は合っていて、根拠は両方外れていた

プレミアム固有の年2,740円分に対して年会費が11,000円なので、差は年8,260円のマイナスです。前回書いた「元が取れていない」は当たっていました。

ただし、2つのずれは向きが逆でした。還元率を2倍に見積もっていたぶんは実際より良く見せる方向、市場特典を数えていなかったぶんは実際より悪く見せる方向です。打ち消し合って、結論だけが偶然合っていました。

数字が合っていたので、私はこの計算を疑いませんでした。答えが合っていることは、途中の式が合っていることを意味しません。

この数字を見て考え直しています

このカードを持ったのは、楽天のサービスをまとめて使っていて、それで十分に回収できると思ったからです。その前提は今も変わっていません。積立も市場での買い物も続けています。

ただ、「まとめて使っているから回収できる」の中身を数えたのは今回が初めてでした。回収していたのは楽天カードであってプレミアムではない、というのが数えて出てきた形です。プライオリティ・パスも申し込んでいません。

これを書いている時点では、まだ結論を出していません。6か月ぶんしか見られていないこと、市場特典が付かない月が2回あったこと、5と0のつく日は月間上限の1,000Pに当たった月があること。判断する前に、もう少し月数がほしいと思っています。

結果がどうなったかは、月数がたまってから同じ数え方でもう一度書きます。

数え直すときに気をつけたこと

  • 積立のポイントは、カード全体のポイントに合算されて表示される。別々に足すと二重に数えてしまいます。
  • 対象カードの条件は公式のキャンペーンページで確認する。名前に「楽天カード」とだけ書いてあっても、それが一般カードを含むかは書いてある場所を見ないと分かりません。
  • 1か月を12倍しない。市場特典のように、付く月と付かない月があるものがあります。

記録の付け方

こうした数え直しをするには、判断したときに何を前提にしたかが残っている必要があります。その書き方は投資ノートの書き方にまとめています。今回のように前提のほうが間違っていたと分かることがあるので、結論だけでなく根拠を書いておくと後で効きます。

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