判断の記録と答え合わせ配当の見える化使い方ガイド運営者の投資記録無料ツール料金プラン運営者について利用規約プライバシーポリシー特定商取引法に基づく表記お問い合わせ

portfolio-journal は投資記録・可視化ツールです。投資助言ではありません。

portfolio-journal
ログイン無料ではじめる
運営者の投資記録

スペースX(SPCX)を上場17日後に2株買って−26.45%。株価・為替・手数料に分けました

円建ての損益だけを見ていると、どこで負けたのかが分かりません。

執筆
NY工房
公開日
2026年8月4日
最終更新日
2026年8月4日

本ブログは運営者個人の投資記録です。特定銘柄の売買推奨・投資助言ではありません。記事中の portfolio-journal は本ブログの運営者が開発・運営しているサービスです。

本記事の金額は、私の楽天証券の口座から2026年8月4日に転記した実額です。料率の記述は同日に各公式ページで確認したもので、変更される場合があります。

結論

スペースX(SPCX)を上場17日後の2026年6月29日に2株買いました。8月4日時点の評価損益は−12,976円(−26.45%)です。

ただし、この−26.45%は株価が下がった分だけではありません。ドル建ての下落は−23.96%で、残りは為替と手数料です。

さらに、画面に出ている取得価額49,052円は、私が実際に払った48,927円とも違います。ドルを買った日と、株を買った日が違うからです。

買った記録(実額)

外貨決済で買ったので、取引は2つに分かれています。まず円をドルに替え、その3日後に株を買いました。

① 円をドルに替えた

リアルタイム為替取引の記録(2026年6月26日)
約定日2026年6月26日
受渡日2026年6月30日
取引種別リアルタイム為替取引(買)
約定レート161.63円/ドル
支払金額50,000円
受取金額309.34ドル

50,000円で309.34ドルなので、実効の単価は1ドル161.6344円です(50,000 ÷ 309.34)。提示レートの161.63と一致しないのは、受取ドルが小数第2位までに切られているためです。

② 株を買った

SPCXの買付記録(2026年6月29日約定)
約定日2026年6月29日
受渡日2026年7月1日
口座特定口座(現物買付・外貨決済)
単価150.61ドル
数量2株
約定代金301.22ドル
手数料(税抜)1.35ドル
消費税0.13ドル
受渡金額302.70ドル
円換算に使われたレート162.050円/ドル

替えたドル309.34のうち使ったのは302.70なので、6.64ドルが余っています。50,000円ちょうどで替えたためです。

画面の取得価額と、実際に払った円は違う

保有画面の平均取得価額は24,526.00円で、2株だと49,052円です。これは受渡金額302.70ドルを162.050円/ドルで換算した金額で、このレートは株を約定した6月29日のものです。

けれど、そのドルを買ったのは3日前の6月26日で、そのときのレートは161.6344円でした。

画面の取得価額と、実際に払った円の比較
基準円使われたレート
画面の取得価額49,052円162.050円/ドル(6月29日)
実際に払った円48,927円161.6344円/ドル(6月26日に買ったドル)

差は約126円です。6月26日から6月29日にかけて1ドルあたり0.42円ほど円安に動いた分で、302.70ドルに掛けると126円になります。

金額としては小さいものですが、外貨決済では「画面の取得価額」と「自分の口座から出ていった円」が一致しないということです。円貨決済なら替えると同時に買うので、この差は出ません。

評価損益で見ると、こうなります。

  • 画面の表示: −12,976円(−26.45%)
  • 実際に払った円で計算: −12,851円(−26.27%)

−26%の内訳(株価・為替・手数料)

8月4日10:01時点の現在値は114.53ドル、同日9:59のドル円は157.49円でした。実際に払った円を基準に分解すると、次の3つになります。

評価損益を株価・為替・手数料に分解したもの
要因寄与根拠
株価(ドル建て)−23.96%150.61ドル → 114.53ドル
為替−2.56%161.6344円 → 157.49円/ドル
売買手数料−0.49%1.48ドル ÷ 301.22ドル

3つを掛け合わせると 0.7604 × 0.9744 × 0.9951 = 0.7373、つまり−26.27%になり、実額ベースの評価損益と一致します。

ドルで持っている資産の損益を円で見ると、株価以外の要因が混ざります。今回は下落幅24%のうち、2.5ポイント分が為替です。

手数料は0.495%ちょうどではなかった

楽天証券の米国株式(現物)の手数料は約定代金の0.495%(税込)・上限22米ドルと公表されています(2026年8月4日確認)。約定代金301.22ドルに掛けると1.49ドルです。

ところが明細では手数料1.35ドル + 消費税0.13ドル = 1.48ドルで、1セント少なくなっていました。実効では0.4913%です。

税抜相当の0.45%を掛けると1.35549ドルで、明細の1.35と一致します。その1.35に消費税10%を掛けると0.135で、明細は0.13です。税抜の段階で切ってから消費税を計算していると考えると説明がつきますが、丸めの規則は楽天証券のページに見当たらなかったので、ここは私の推測です。

なお、上場時のブックビルディングで買えていれば手数料は0円だったと案内されていました。私は抽選ではなく上場後に買っているので、通常の料率がかかっています。

為替手数料は0円だった

米ドル/円のリアルタイム為替取引の手数料は0銭です(2023年11月に無料化・2026年8月4日確認)。今回の50,000円分の両替でも、手数料としての請求はありません。

ただし公式ページには「買レート・売レートに乖離があります」とも書かれています。手数料という名目では0円でも、提示レートそのものに差が含まれているということです。

その差が何銭だったかは、同時刻の仲値と突き合わせないと出せません。楽天証券の画面には提示レートしか出ないため、この記事では金額にしていません。ここで書けるのは「手数料としての請求は0円だった」までです。

受け取る側を円にする定時為替取引だと、片道25銭が為替レートに加味されると公表されています。同じ「ドルを買う」でも取引の種類で条件が変わります。

なぜ1株ではなく2株だったのか

買える金額の範囲では1株でも足りました。2株にしたのは、1株だけだと「全部売る」か「持ち続ける」の二択になるからです。

2株あれば、1株売って1株残すという選択肢が増えます。上がったときも下がったときも、途中の判断ができる形にしておきたかった、という理由です。

いま−26%なので、まだこの選択肢は使っていません。使うかどうかは決めていませんが、2株にした理由は買う前に決めていたので、あとから「なぜこの株数だったか」を思い出す必要がありません。

保有状況(2026年8月4日時点)

SPCXの保有状況(特定口座・2026年8月4日10:01時点)
口座特定
保有数量2株
平均取得価額24,526.00円
現在値114.53ドル
時価評価額36,076円
評価損益−12,976円(−26.45%)

この銘柄は特定口座で買っています(NISA 口座ではありません)。

NISA と特定口座で配当の引かれ方がどう違うかは、別の記事で実額を並べています(NISAで受け取ったVYMの配当は「税額0」と表示されるのに、10%引かれていました)。

まとめ

  • 上場17日後に150.61ドルで2株。8月4日時点で−12,976円(−26.45%)
  • 内訳は株価−23.96%・為替−2.56%・手数料−0.49%。下落幅のうち2.5ポイントは為替
  • 画面の取得価額49,052円と、実際に払った48,927円は約126円違う。ドルを買った日と株を買った日が違うため
  • 売買手数料は公表料率0.495%に対して実効0.4913%(1.48ドル)
  • リアルタイム為替取引の手数料は0円。ただし提示レートに買・売の乖離がある

円建ての評価損益は1つの数字にまとまっているので、何がどれだけ効いたのかは分解しないと見えません。ドル建ての資産では、株価と為替を分けて記録するようにしています。

参考(出典)

  • 楽天証券「手数料|現物取引|米国株式・海外ETF」
  • 楽天証券「外国為替の手数料」
  • 楽天証券「米ドル↔円のリアルタイム為替取引手数料を無料に引き下げ!」(2023年11月15日)
  • 楽天証券「スペースXが遂にNASDAQ上場!」(2026年6月2日)

料率・制度の記述は上記の公式情報に基づく2026年8月4日時点の確認結果です。楽天証券の手数料ページと為替手数料ページには更新日の記載がありません。料率は変更される場合があるため、実際の判断の前に最新の公式ページをご確認ください。

「2株にしたのは1株残して売る選択肢を持つため」のような、買う前に決めた理由は、あとから思い出せません。判断とその理由を書き留めておくメモを、登録なしで使える形で公開しています(入力はブラウザ内で処理し、サーバーには送信されません)。

判断メモを書いてみる← ブログ一覧へ