使い方ガイド
新NISAの毎月の積立額の決め方
毎月いくら積み立てるかを決めるための手順です。試算の見方(元本と運用収益を分ける)と、年数・利回りのどちらが効くのかをまとめました。
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- NY工房
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1. 試算は「総額」ではなく内訳で見る
積立の試算をすると将来の評価額が出ますが、その数字だけを見ても判断材料になりません。見るべきは内訳です。
- 元本 — 自分が入れたお金(毎月の積立額 × 月数)
- 運用収益 — 評価額から元本を引いた差額
総額だけだと、自分が積み立てた分と、増えた(と仮定した)分が混ざって見えます。「2,000万円になる」と「自分で1,200万円入れて800万円増える前提」は、同じ試算でも受け取り方がまったく違います。
2. 年数の効き方(月5万円・利回り5%)
| 積立年数 | 評価額 | うち元本 | うち運用収益 |
|---|---|---|---|
| 10年 | 約776万円 | 600万円 | 約176万円 |
| 20年 | 約2,055万円 | 1,200万円 | 約855万円 |
| 30年 | 約4,161万円 | 1,800万円 | 約2,361万円 |
元本は年数に比例して増えるだけですが、運用収益は後半ほど伸びます。10年では収益が元本の3割弱、30年だと元本を超える計算になります(あくまで利回りが一定だった場合の計算です)。
3. 利回りの効き方(月5万円・20年)
| 想定利回り | 評価額(元本は 1,200万円) |
|---|---|
| 3% | 約1,642万円 |
| 5% | 約2,055万円 |
| 7% | 約2,605万円 |
※ 利回りは自分で置いた仮定です。実際のリターンは変動し、元本を下回ることもあります。将来の成績を保証する計算ではありません。
利回りを 3% と 7% で置くと結果は約1.6倍違います。つまり試算の数字は前提次第で大きく動くので、1つの数字を目標にするより幅で見るのが実用的です。
4. 非課税枠との関係
新NISA には年間の投資枠と生涯の非課税保有限度額があります(つみたて投資枠は年120万円、成長投資枠と合わせて年360万円、総額1,800万円)。
積立額を決めるときは、総額1,800万円を何年で使うかという見方もできます。月5万円なら30年、月10万円なら15年で総枠に到達する計算です。
ただし枠を早く埋めることが目的ではありません。生活に無理のない金額で続けられるかが先で、枠は上限にすぎません。
5. 手順(ツールで試算する)
計算は登録不要のツールでできます。次の順で触ると、自分の感覚に合う金額が見つかりやすいです。
- いま無理なく出せる毎月の金額を入れる
- 想定利回りを入れる(3% と 5% の両方で見ると幅が掴めます)
- 自分が積み立てられそうな年数を入れる
- 評価額ではなく、元本と運用収益の内訳を見る
- 金額を上下させて、続けられる範囲の上限を探す
4 と 5 が大事です。増えた前提の数字に引っ張られて、続けられない金額を設定すると途中でやめることになります。
6. 決めたあとにやること
積立額を決めたら、その前提(利回り・年数・なぜこの金額にしたか)を書き残しておくと、後から見直すときに判断できます。前提が無いと「なんとなく決めた金額」になり、相場が動いたときに揺れます。
試算は将来を約束しないので、実際の評価額を定期的に記録して、想定とのずれを見るほうが役に立ちます。
参考(出典)
非課税枠・制度の記述は上記の公的情報に基づく一般的な説明です。制度の詳細や個別の取り扱いは変更される場合があるため、最新の一次情報をご確認ください。
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